こんにちはmasapicoです。
僕は営業職キャリア12年のビジネスマンです。
今でこそ一応周囲からはトップセールスマンとして認められていますが、最初の5年ほどは鳴かず飛ばずで本当にシンドかったです。
顧客ありきの職業なので多少の好不調はあるにせよ、スランプらしいスランプはここ7〜8年は経験していません。
改めて整理してみると、10のポイントがあることが分かりました。
もくじ
① 有効に使える時間を把握する
② 気分転換できるものがある
③ モノを売るのではなくコトを提案する
④ 周囲を巻き込む
⑤ 手帳は休日と趣味や友人・家族との予定から埋める
⑥ すみませんは禁句、ありがとうに徹しよう
⑦ 年上年下関係なくトップセールスマンを真似る
⑧ 運動しよう
✔︎ 有効に使える時間を把握する
意外と疎かになるのが、日次・週次・月次で自分が営業活動に使える時間を把握していない事です。
会議や報告書作成、資料作り、後輩の面倒、上司からのムチャ振り業務など、僕たちは日々業務が山積みです。
でも仕事に追われないようにするためには、本業(顧客とのコンタクト)に実際何時間使っているのか、これを把握しない事には自分の行動が分析できないです。
成果が今ひとつの時はこの本業の時間を増やす、つまり顧客と単純接触する機会を捻出する。これに尽きます。
当たり前のことだけど、スランプの時は無意識のうちに本業ではない業務に忙殺されることで仕事をしている感覚に陥ってしまいます。
スランプになってからでは気づかないので、日々意識しておければ問題ないです。
✔︎ 気分転換は必須
僕たちは何のために仕事をしているか。
上司のため?お客さんのため?
違いますよね。
自分が幸せになるためですよね。
忙しい時やスランプの時はそんな単純なことも忘れてしまいがちです。
成績がいまいちだから、好きなゴルフはお預け。
成績がいまいちだから、彼氏、彼女と遊ぶ気分にもならない、など。
禁欲が美徳とされる時代はとっくに終わっています。
自分が幸せと感じるイベントや行動は決して我慢する必要などなく、必ずやバネになります。
気が乗らなくても、思い切って行動しましょう。
そうすれば決して後悔などなく、また明日からの仕事に前向きに取り組めます。
✔︎ モノ売りは禁止、コトを提案しよう(BtoCの場合)
時に営業は自分本位になって、製品(モノ)がいかに優れているか説明して売りつけてしまいます。
今はCDが売れない時代だそうです。でもコンサート、ライブは動員数が倍増しているのです。
まさしくこれが今の時代、市場を表していて、僕も含めてお客さんはリアルな体験を求めています。
モノを買うのではなく、「コト」つまり体験・体感を買いたいのです。
お客さんが知りたいのは、競合他社との性能比較ではなくあなたから買うことによって得られる体験や生活です。
ただのモノなら他社製品と大差ない内容なら安い方を選びます。
でも、その製品で得られる体験が欲しいと思っていただいたら、決め手は値段ではありません。
お客さんは、欲しいと思ったら理由はお客さん自身で造り出してくれます。
モノではなく、コトを売る。
僕もいつも自分に言い聞かせてます。
✔︎ 周囲を巻き込む
スランプになる人の傾向として、仕事を一人で抱え込むのが目立ちます。
自分なんかが人に頼っては・・・と自信をなくしているのが原因だと考えられます。
実際に私もそうでした。
低調な営業マンが先輩や後輩、もしくは他部署の同僚に話を聞いてもらうとか、手伝ってもらうとかは申し訳ない気持ちが先行して無理でした。
でも、実は人って頼りにされると嬉しくないですか?
ましてや困っている同僚が相談してきたら絶対に力になってあげたくなります。
だからこそ、思い切って一歩を踏み出して、相談することです。
今の思考や行動、何か改善点がないか聞いてみることです。恥ずかしいのは最初だけ。
ずっとスランプの方がよっぽど苦痛ですよね。
困ったときほど、愚痴をいう相手を探すのではなく、相談できる相手を頼りましょう。
✔︎ 予定は楽しいイベントから抑える
仕事がうまく行ってないときほど、根性論になりがちです。
朝から晩まで、休日なんて関係ねえ。
そんな時代は終わりました。
高度成長期なら働く時間と成果が比例していたかもしれません。
今は違いますよね、重要なのは生産性です。
では、生産性を高めるにはどうすれば良いか?
高いパフォーマンスを発揮する時って、気分が晴れやかな時です。
つまり、休日や仕事が終わった後と楽しみなイベントが意外にも生産性に寄与しているのです。
今すぐ手帳に、自分の好きなことをする時間、家族、恋人や友人とのイベントを入れましょう。
なければ自分が主催してでもつくりましょう。
そのイベントがある月、週や日は絶対に集中力が高まります。
会社のために働いているのではありません、自分が幸せになるために働いているのですから、幸せになるイベントは仕事のタスクと同等の重要度でスケジュールに入れましょう。
前向きな行動を起こす起爆剤になりますよ。
✔︎ 「すみません」はNGワード、「ありがとう」にしよう
不調で気分が落ち込んでいる時はついつい言葉尻に「すみません」といってしまいがちです。
それを意識的に「ありがとう」に変えましょう。
例えば、顧客への電話です。
あなた「今5分ほどお時間よろしいでしょうか?」
お客さん「はい、いいですよ。」
あなた「忙しいところ、すみません」
これを
あなた「忙しいところ、お時間いただきましてありがとうございます」
こんな感じです。
ことあるごとに、コンビニでも、ランチのお店でも仕事と直結しない場所や相手に「ありがとう」と言ってみてください。
知らず知らうのうちに結構ポジティブ思考に変わっていきます。
✔︎ トップセールスマンを真似しよう
結果を出し続けているビジネスマンは日々の立ち振る舞いにも、やっぱり人と違う魅力があるはずです。
些細な言動でも良いです。
完コピしましょう。パクってぜんぜんOKです。
そうすると自分との違いに気づきます。
人としては尊敬できないけど、成績が良い人も中にはいるかもしれません。
でも、断言します。
今だけです。いずれ転落します。
自分が尊敬できるトップセールスマンに近づいて、パクリまくりましょう。
✔︎ やっぱり健康が第一
なんだかんだ言っても、やっぱり健康第一です。
メディアに出ているようなトップ経営者の方に身体を鍛えている人が多いのもうなづけます。
いきなりトライアスロンに挑戦しろというわけではありません。
休日だけでも良いです、1時間程度の運動をして身体の健康を保ちましょう。
身体だけではなく、心もスッキリしますよ。
心も身体も健康であれば、生産性が上がらないわけがありません。
仕事がうまくいかないと、運動する気にもならないのはよくわかります。
私もスランプの時は休日引きこもりでしたから。
でも、子供の時と違って大人は身体を動かすことが極端に少ないのです。
単純に衰えていくだけです。
最初は休日の1時間、それだけで良いです。
きっと明日からの仕事へのモチベーションも上がりますよ。
✔︎ まとめ
スランプは本当に辛い。僕も二度と経験したくないです。
精神状態が悪くなり、身体も不調になります。
そうならないためにも、僕は上記の8つのポイントを常に意識してます。
手帳の目立つところににも書いて意識しなくても目に入るようにしてます。
大切なのは、一歩踏み出す「勇気」です。